【初心者必見】勉強を始める前に考えるべきこと!その4「計画実行編」

勉強の基本
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こんにちは。Cograsです。

全6回で、学習効果が出るまでの4つのステップを解説するこの連載。
今回のテーマは「計画実行」です。

「計画は立てたけど、結局実行できない」「計画通りにいかなくて、途中で嫌になってしまう」と感じたことはありませんか?

計画がうまく実行できないのには、共通した理由があります。
理由と解決法を網羅的に紹介するので、「自分はこれが原因かも!」というものがあれば、ぜひ取り入れてみてください。

計画を実行できない主な原因

受験勉強をしているとしましょう。
6か月後の試験に向けて、テキストとノート、そして計画もばっちりそろえた。
計画を実行すればテキストも終わって、きっと合格できるはず。

でも、しばらく経つと気持ちに陰りが…
計画はうまくいっておらず、気持ちは沈むばかり。

さて、どうすればこの状況を打破し、思い描いた進捗を実現できるのでしょうか?

理由①|計画に無理がある

そもそも、計画に無理があるのかもしれません。

前回の記事で、「一日の勉強できる時間が2時間なのに、4時間勉強しないと終わらない計画ではよくない」という話をしました。
これを守って計画を立てたのに終わらないのだとすると、勉強にかかる時間を見誤っているのかもしれません。

例えば、「英単語を1時間で終えられるつもりだったのに、いざやってみたら2時間かかってしまった」などです。

このほかにも、家庭の急な用事や学校の突発的なイベントなど、思いもよらぬことで計画が狂ったりもしますよね。

つまり、自分が確保できる時間ギリギリで計画を立ててしまうと、思いもよらぬことでうまくいかなくなってしまいます。
これを防ぐためにも、余裕をもった計画を立てると良いでしょう。

理由②|モチベーションが上がらない

継続的に何かをするために、モチベーションは非常に重要です。
しかし、いまいちやる気が起きないこともあるでしょう。

このような時は、精神力に頼るのではなく、仕組化しましょう。
例えば、「いつ」「どこで」「何を」「どうやって」やるかをすべて決めておくことで、勉強を始めるハードルを下げられます(詳しくは下の記事を見てね)。

こちらの記事でも一部は紹介していますが、あらためて計画を一度見直してみることが重要です。
以下の観点で、自分の計画がどうかを確認してみましょう。

  • 目標の細分化
    大きな目標(例:資格取得)の達成でも、重要なのは日々の勉強です。例えば、半年先の目標に向けて、1ヶ月、1週間、1日の勉強内容まで落とし込めているかを確認しましょう。
  • 目標は具体的で、達成可能か
    「この計画を実行したら、目標が達成できるか」がわからなければ、当然やる気は出ませんよね?大きな目標、小さな目標はできるだけ具体的にしましょう。
  • やることの優先順位
    予期せぬことで計画通りにいかなくなったとき、「これだけは必ずやる」ことを決めておくと良いかもしれません。そうすることで、できなかったことを責めずに、計画を進めている実感を得られます。

理由③|結果がでている感じがしない

せっかく計画を立てて、しっかり実行しているのに、結果が出ている実感がない。
これでは、やる気が出ないのも仕方ないですよね。

これの受け止め方は二つあります。

「結果はすぐには出ない」という気持ち

皆さんには、今まで一度もやったことがないことで、すぐに結果が出たという経験はありますか?

例えば部活。
一切やったことのないスポーツ、楽器… これらがすぐにできるようになる人は、ほんの一握りでしょう。

何度も何度も練習して、少しずつ上達していったり、ある日突然うまくいくようになる。
勉強も同じことです。

以下の記事にも書きましたが、勉強での暗記でも、人は1日で7割のことを忘れてしまうそうです。
だから、英単語の暗記も繰り返す必要があるんですね。

今うまくいかなくて焦る気持ちもわかります。
私も大学受験のとき、一日10時間勉強して模試の成績が上がるまで4カ月かかりました。
でもそこまで頑張ったからこそ、上がった時の嬉しさはとんでもなかったです。

焦らず、自分を信じて、継続していきましょう。

「結果」を可視化する

そもそも「結果」とは何でしょうか?
受験合格、資格取得、テストの点数が上がること。人それぞれだと思います。

では、下記のものは「結果」とは言えないでしょうか?

  • 計画を立てて勉強したら、毎日机に向かうようになった
  • 今までは仕方なく勉強をしていたが、今は自主的にやってみようという気持ちがでてきた
  • どうやったら計画通りに勉強できるかを工夫するようになった

これだって、立派な「結果」だと思いませんか?

さらに言えば、「計画がうまくいかないけど、どうしたらいいんだろう」と思って、この記事などで情報収集している姿勢そのものが、とても素晴らしいことです。

でも、納得がいかない人もいるかもしれません。
そういった時は、勉強時間の記録をつけてみましょう。

曜日ごと、平日と休日、全国平均との差などをデータとしてみると、思わぬ結果が見えるかもしれませんよ。

まとめ

さて、計画がうまくいかないときの対処法についてご紹介してきました。

ざっくりとまとめると、「自分にあったペースで」「焦らず」「自分をほめながら」計画に向き合おう、ということです。

続けることで、いつか必ず結果は出ます。
自分を信じて、めげずにやっていきましょう(辛くなりすぎない程度にね)。

「自分に合った理由がなかった」「内容はわかったけどどうやったらいいかわからない」という方は、ぜひ私たちにご相談ください。

一人ひとりに合った学習計画や実行のサポートを行っています。
無料の相談もお受けするので、お気軽にご相談ください!

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